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2009.12.01


はやくも最終月。 毎年言っているが年齢を重ねるごとに月日の過ぎ行くのが早く感じる。  今年も大したこともせぬまま無為に一年を過ごしてしまった。と、言うか今年はwarpfor.comの更新が大幅に滞ってしまった。 こんなサイトにも関わらず見に来てくださった皆さん、申し訳ありませんでした。

2009.12.04


アイドルマスター 亜美 F-2 アイドルマスターF-2の1/48版が発売になったので、とりあえず購入してきた。  SKLやボークス等、日本橋の主なプラモ取り扱い店の中ではソフマップザウルスが\2790とかなり頑張った価格だった。  キット自体は出来の良さに定評のあるものなので、特に心配は無い。 但し1/72同様の珍妙な成型色だが。  箱もデカールも1/72をほぼそのまま拡大しただけの芸の無さ。 御丁寧にも、デカールからは計器盤の部分が削除されている。 もともと、ハセガワは48については、計器盤を塗装せよというポリシーらしく、スタンダード版でも計器盤のデカールは無い。 しかし、このキットを購入する客層のことを考えれば、計器盤のデカールはあった方が良いはずだ。 見事な彫刻がしてある計器盤だがからこそ、ぴったりサイズがあうデカールを上から貼ってマークソフター等で馴染ませるだけで、かなり素晴らしい出来上がりになるのに、何故そうしないのか疑問だ。 72では例えば最新作のE-2Cは計器類が彫刻されている上に、デカールも付属しているので、前述の方法で素晴らしい出来上がりとなる。 先にダメだと思ったことを述べたが、このキットのデカールについて特筆すべきなのは、キャラ絵の肌色が1/72版から大幅に改善されたことだ。 まだモアレは見られるが、1/72の様に一見して汚すぎるだろと思う様なことは無い。 発売が延期されたのも、ここの調整に時間がかかったからなのでは?・・・と、私の様な素人ユーザーは邪推する。 デカール屋の職人さん。 ほんとに頑張ってくれました。  ま、最悪のを見せられた後は、少しの改善でも、大きく進化した様に感じるものなのかもしれないが。 キット自体の作りやすさも、校正の正確さも1/48版の方が上なので、初めて飛行機に挑戦するならこちらの方が良いかもしれない。 但し武装は72みたいにてんこ盛りではなくて、AAMしか無い。

http://www.hasegawa-model.co.jp/imas/imas.htm[C]

ハセガワのサイトにラプターの完成写真が掲載された。 やはり、完成写真を見ると作りたい気持ちが盛り上がる。 今月は毎週の様にアイマス機がリリースされるが、とりあえずF-15Eとラプターは予約済。 F-14は・・・・あれは・・・・。

2009.12.05


1950年代や60年代に思い描かかれた21世紀って、いつか何処かで分岐を違えたもうひとつの現在っていうか、ある点ではここにある現在よりも大きく進んでいるけど、ある点では大きく遅れをとっているみたいな・・・街を闊歩するロボットの腹の中に真空管があったりする感じとでも言えばいいのかな・・・ま、とにかく、そう言った「来なかった未来」の感じがとても好きなのだ。

液晶以前の表示装置として"ニキシー管"ってのがありました。 身近なところではピンボールの得点表示装置として使われているのを見たことがあるんじゃないかな。 簡単に言うと真空管の中に数字の形の陰極が0〜9とメッシュ状の陽極が入っていて、そいつらの発光でもって数を表示する仕組み。 液晶の登場で歴史の中に消えて行った表示デバイス。

視力の低下で隣の部屋の壁にかけてある時計の数字が見えにくくなったので、なにか置き時計でも買おうとネットで色々見ていたときに発見したのが前述のニキシー管を用いた時計・・・のキット。 そう、キットなのだ。

http://tubehobby.com

NIXY CLOCK NIXY CLOCK と、言うサイトにあった。 普通に英語で商品説明と値段の記述があるが、ショッピングカートも会計ページも無いので、メールで「興味があるので1 セット日本に送ってくれるか?」と問い合わせたら、送料と支払先のPayPalアカウントを知らせてきた。 キットと送料の合計で$120程となった。 今なら約1万円である。 この時点で本来の「置き時計を買う」と言う目的は忘れ去られて「ニキシー管時計キットを買う」に置き換えられてしまった。 で、 PayPalに支払いを済ませた後で気がついた。 この会社リトアニアだった。 会社所在地が東欧の小国だったことにいささか不安を覚えたが、待つこと2 週間。 ちゃんとキットは届いた・・・のが、今週の木曜日。 基板2枚に各種抵抗・トランジスタ・PIC等のIC類、そしてニキシー管6本が入っている。 電源とケースは自分で用意しろとのことなので、ACアダプターを購入しに日本橋に行ったのが金曜日(ついでに1/48F-2も購入)。 木・金・土と少しずつ作って、一応完成。

レトロな外見のこの時計だが、機能はなかなか。 時刻表示(12H or 24H)。 毎分50秒〜55秒にカレンダー表示(DD/MM/YY or MM/DD/YY or OFF)。 夜間自動消灯・昼間自動点灯(それぞれ時間設定可能)。 セパレータ(時・分・秒の間の小さなネオン管)の点灯・消灯設定。 累積使用時間表示。 夏時間設定。 別売りGPSレシーバーを接続しての時刻補正。 等、とりあえずやれることは全部やったみたいな感じ。 そんな機能を使うかどうかではなく、機能があると言う点が、この手のキットの醍醐味だろう。 だって別に普通に時間を見るならニキシー管である必要性なんか全く無いわけだし。

完成して嬉しくなってニキシー管についてググってみると、1年前に自分と全く同じことをしていたヒトを見つけた。

この動画[ニコ動]で購入から完成までの手順が一通り見ることができる。

こうして、来なかった未来がまた一つ私の部屋にやって来た。

2009.12.08


実は先日作ったニキシー管は時計のセパレータとして使用するネオン管が1つ点灯しない状態だった。 それで、セパレータを消灯した状態の写真をUPした。 なんせニキシー管もおそらくこのネオン管もロシア製なので、そんなこともあるだろう。 販売元に問い合わせてウクライナから部品を送らせても良いけど、時間がかかる上に面倒なので、国内で調達できるなら国内で調達しようと言う事で探してみると

http://nixie-tube.com/shop/index.html

こちらに、同じと思われるものが見つかった。 一つ\160なり。 送料が\500だが、まぁ仕方がない。 土曜日にオーダーを出し、月曜に入金。 すぐに発送してくれ、翌火曜日には届いた。 早速、パーツを入れ替え、無事点灯。

2009.12.09


本家warpfor.comの日記を編集。 4月で更新が止まっているがmixiに書いた日記を中心に加筆・修正・写真追加作業。 しかし、5-8月はmixiの方にも殆ど記述が無い為、9月分からの再開となった。 特に写真はサイズが小さく・きっちゃなくなるmixiのものよりは幾分まともな物になる。 年末帰省で実家に帰った際に、PLATZの2機とVF-25の纏めページを作成し、公開する予定。 その際に日記も一緒にUPするつもり。 殆ど完成写真が無いVF-25は写真を撮り直さないといけない。 しかし、変形させるとデカールが削れたりするんで、なるべく触りたく無いんだよなぁ・・・。 自分の日記を読んでいて気づいたが、VF-25で去年の11月末の完成。 今年は本当に完成品が出来なかったな。

2009.12.10


Hobby Japan創刊号 弟が買ったホビージャパンの創刊号〜11号までを見せてもらう。 1969年9月創刊なので、ちょうど40年前の雑誌となる。 価格は\150で、表紙以外は全てモノクロ。 創刊当初は完全にミニカー雑誌で、「絶版ミニカーを手に入れよう!」だの「コレクター訪問」だの、今とは全く雰囲気が違う。 でも、一応ミニカーの改造(リペイント)記事なんかものっている。 今見ると、「なんてことするんだ!」って記事なんだけど。 コーギーやディンキーの輸入元であった国際貿易や朝日通商なんかの広告が一杯。 なんというか、デパートのおもちゃ売り場のショーケースに、ずらっと舶来ミニカーが並んでいた時代を思い出す。

2009.12.11


どうも、風邪をひいたようで体調が思わしくない。 寝たり起きたりして、一日過ごす。

アクトオンTVでハーレーの2010年モデル特集をやっていた。 まぁオレも良い歳だし、次はハーレーでも買ってみるかと、カタログ請求してみた。 番組中では価格を言わないんだよね。 ハーレーダビッドソンジャパンのサイトを見ると、めぼしいモデルは200万円オーバー。 年利4.5%で 150回ローンもあるよ・・・ってオイオイ。 まぁちょっと無理だな。 おとなしく、プラモでも買っとコ。 

2009.12.12


TAMIYA 1/12 RC166 MANUAL TAMIYA 1/12 RC166 MANUAL

今日と明日はJMC大阪の日。 明日は混むので今日のうちに行っておこうと思った。 その前に夙川のガネットによってみた。 今日、明日とスポットバーゲンをするとサイトに告知があったのだ。 で、行ってみたけど食指の動くようなものは無く、バーゲン品でもなんでもないレジンアフターパーツを買ってきてしまった。 SEAFIRE FR46/47のエンジンパーツ。 これを実際に使用するのはいったい何時なんだろ。 でも、パーツをみているだけで、思わずワクワクしてしまったのさ。 レジ前にタミヤの新製品ホンダRC166のインストが数部重ねてあった。 販促用にインストだけ先に無料で配布しているらしい。 当然もらって来た。で、読んでみたけど1/12で「ここまでやるか?」と言う内容。 元からして250CCのバイクで4スト/インライン6…とか 「アホですか?」 って言う変態バイクだけど、タミヤも負けてなくて、工程1から、シリンダーブロックをフィン七枚重ねで作るところから始まっている。 で、御丁寧にピストンホールが6コちゃんと開いてる。 もうヤケクソみたいなパーツ分割で、初期の1/12F-1のキットとかを思い出す内容。 その一方でカウルとタンクはスライド金型で一発抜き。 ざっと見たところ接合線を消さないと行けないパーツが無い感じだ。 (フロントフェンダーがあった・・・接合線) \5000しちゃうのもうなずけるける・・・けど、誰が買うのかな?って気もするキットではある。 
で、その後JMC会場の大阪城公園に行くはずだったんだけど、雨も降ってきたし体調もイマイチなので、明日行くことにして、今日はおとなしく帰った。

2009.12.13


年末恒例JMC大阪。 毎年ハセガワの営業担当者との質疑応答は14:00ごろからなので、それに合わせて会場入りしたのだが、今年は時間をずらしたのか既に終わった後の様だった。 そんなワケで来年の新製品情報や秘密情報は聞けず仕舞い。 ま、雑誌で発表されている以上のことはなかなか喋ってくれなくなったんだけどね。

JMCの入選作品は勿論素晴らしかったが、今年はドギモを抜かれる様な作品はなかった。 また、マシーネンのファルケが思いの外多く出品されていたのが印象的。 ただ、ハセガワ取り扱いキットの縛りがある為、ビネットになっている作品でも、ファルケ以外のメカとの絡みは見られなかった。 

1/48のVF-1は光出力されたものにサーフェーサーを掛けただけの状態で製品はまだまだ先の様だ。

VF-1 2009アニバーサーリー VF-1 2009アニバーサーリー 1/72のアニバーサリーVF-1 こちらも完成見本がお目見え。 デカールはMDプリンタ(?)製のもの。  しかしアイドルマスターを見た後では、いかにも大人しい塗装。

F-15E 千早 そのアイドルマスターだが、昨日あたりから千早のF-15Eが店頭に並び始めた。 JMC会場で展示されていた千早イーグルは製品箱サイドの完成写真のモデルでは無く、ホビーショー等で発表されたときのもの。 製品箱写真では、新たにかなり明るめのブルーで塗られたものになった。 なぜなんだろうか。 こちらの方がカッコ良いのに。 私はこちらの色で塗るつもりだ。

F-15E 千早 F-15E 千早 帰宅後、届いた千早イーグルを開けてみてみると、指定色が思っていたものより大分明るい方に振られた青になっていて驚いた。 ま、前述した様に私はもっと暗い青(サンダーバーズの青い部分の色)で塗ろうと思っている。 あと、アイリス版を取り外したノズルパーツが入っていたのは意外であった。 せっかく、アイリス(←メーカー名)のアイリスカバー無しノズルパーツ(ややこしい)を用意しておいたのに。 トホホ。 でも、ま、立体感は大分違う(ハズだ!)から良いんだけどね。

F-15E 千早箱いっぱいの大判デカール。 キャラ絵のモアレは1/48F-2亜美機と同程度。 今回星は機体への配置状態でレイアウトされている。 個人的にはF-2みたいに「全部自分で切り取って貼れ」の方がシルバリングの心配をあまりしなくて良いので、好きだけど、貼るだけなら手間がかからないのはこちらのパターンかも。 しかしデカール自体が結構分厚いので、ウレタンクリアでも吹いて、研ぎ出しをしないと、結構デカールのクリア部分が目立ことになるんじゃないかな。 それで、真面目に作ろうとすると結局手間が増えるパターンだったりして。

2009.12.16


最近空き時間にコツコツやっていた日記の編集がようやく形になったので、本家のサーバーにUP。 warpfor.comに新しいコンテンツが加わったのは実に8ヶ月ぶり。 基本的にmixiに書いた日記なのだが、mixiの方で微妙に間違えて記述した部分に修正を加えた他、写真を大幅に追加した。  実際にはもう少し写真を追加したい部分があるのだが、撮影ブースを組み立てる時間が無かったので、おいおい暇を見て追加していこうと思っている。

True Tears[C]のBlu-ray BOXの予約締切日。 この作品は放送開始時にはほとんど出来上がっていた作品なので、最初から最後まで一貫して綺麗な作画で楽しむことが出来た。 また脚本も最終話に向けて並行して走るエピソードがそれぞれきちんと収束していく模様が丁寧に描かれ、脚本重視の私はその点でも非常に好きな作品だった。 魔法もロボットも無い、実際のところアニメじゃなくても出来る話しではあるんだけど、一方で"この絵"と"この音楽"があればこそって作品であり、そう言う意味でアニメという表現手段の力(ちから)を感じることが出来る。 そんな作品なのだ。 そのTrue Tearsが予約分のみの限定生産でBlu-ray化することになったのだが、2000セットの申し込みがなければ中止と言う微妙な企画。 で、その申込みが今日まで。 13話のアニメに\25000払うのはちょっと無駄使いの気もするし、そもそもプレイヤーを持ってないので購入するのを躊躇われるわけだが、どうせ商品が送ってくるのは来年の三月。 その頃には東芝のBD機も出てるかもしれないし、いっそPS3とかPC用のドライブだけ買うとか、BD環境を作るきっかけになるかもしれない…と、わけのわからん理屈をつけて予約した。 見るだけなら既存のDVDでもいいじゃんって話もあるけど、13話の作品で6枚とかあると、2話とか3話ごとにDVDを入れ替えるのが面倒でさ。 Blu-ray版は3枚なんだけど、本編と特典映像の2枚にして1枚で本編は全部見られるようにしてほしいくらいだよ。

2009.12.17


帰省土産を買いに梅田へ。 毎度のごとく帰省する前日に買いに行くのでは、ゆっくり選べないので結果どうもつまらないものになるので、今年は早めの行動に出た。 結局、相変わらずつまらないものを買ってるわけだが。

立ち寄った服屋で良い感じのジャケットを見つけた。 \26000くらいと値段も手頃だったのだが、昨日True TearsのBDを殆ど同じ額で予約したことを思い出して我慢した。 服よりアニメグッズを優先させる典型的おたく行動だが、自然にお金が湧いて出る財布を持っているわけでもないので仕方が無い。 年明けのバーゲンのときに残っていたら買おう。

2009.12.18


AIRES ACESU F-15Eに使用するアイリス製ACESUエジェクションシートを受け取りに本町のホビーランド[C]へ。 この店はネットで商品検索をして目的の商品が見つかった場合に宅配で発送の他に、「店頭で受け取る」と言うオプションがある。 要するに取置をネットでお願い出来るので大変便利だ。 これで店に駐車場があれば言う事無しなんだけど。 それはともかく、受け取ったACESUはシートベルトがモールドだと思ってたのにエッチングパーツだったので、ちょっとショック。 苦手なんだよねエッチングパーツの取り扱い。   1/48でベルトのバックルを別パーツ化されても、パーツを切り出した瞬間にビヨ〜ンとどっか飛んでいっちゃったりするし。

その後、日本橋まで繰り出して模型屋めぐり。 あずさトムキャットも店頭に並んでいた。 しかしこの界隈でもっとも安い値段をつけるソフマップには無かった。 まさか、もう売り切れた? 単に仕入れルートが違っていて、まだ並んでないだけだったのか。 SKLやVOLKSの飛行機の店はせいぜい2割引き。 Amazonで32%引きだったのを見た後だと値段にインパクトが無い。 もうひとつ言うと買ってもちゃんと作れるのか自信が無い。 で、結局買わず。 他のめぼしい商品としては、先日日記に「誰が買うのか」とか書いたタミヤのRC166が並んでいた。 あんなこと言いながら実物を見るとやはり欲しくなるのだが、本体と合わせて4種類のオプションパーツ(金属製スポークホイール・エッチング組み立てチェーン・リベットセット・金属製フロントフォーク)を合計すると\15000コースなので、こちらも見送り。 別にオプションなんていらないじゃんと言われるかもしれないけど、オプションも実物みちゃうと、やっぱり欲しくなると言うか、「これを組み込んでみたい!」と言うモデラー魂がですね…。 ま、金も時間も(主に前者が)無いんですけどね。

2009.12.20


Hyper cut saw 最近、私だけに局地的に話題の商品"HYPER CUT SAW"を遂に手に入れた。 このノコギリのことを知ったのは昨日、いつものガネットの新入荷情報を見ていてのこと。

ノコギリ職人の特殊目立てで切れ味が違う!
国産ノコギリ工場製造ならではの抜群の耐久性
板厚わずか0.1mm!世界一薄い手引き鋸です
プラパーツやレジンパーツの切断、スジ彫り等に威力を発揮します

おおっ、、これは欲しい!…と思ってすぐに電話して取置してもらったのだ。 ようするにエッチングソーにフレームと持ち手をつけたものと考えればよいだろう。 パーツをぶった切る様な作業は、今まではハセガワのエッチングソーを使用していたのだが、ハセガワのは一つのパッケージにいろいろな形状のものがセットになっている。 しかし、使うのは歯が直線になったものだけだった。 なによりエッチングソーの薄さから来る剛性感の無さが、固いパーツを切断する時に気になっていた。  あと、使用後の管理のし難さも嫌だった。 このノコギリはそれらの問題点の解となり得る商品だ。  で、早速使ってみたのだが、レジンパーツが歪まずにスッパリ切れて非常に気持ちよい。 正に模型用ノコに私が欲しかったフィーリングだ。 約\3000だが、エッチングソーをしょっちゅう買い換えるくらいなら、これ一本持っていた方が良いと思う。 おすすめ。

2009.12.23


高速道路の特別料金が混雑回避の為27,28日は実施されない。 と、言う事は今日が年内の特別料金実施の最終日となる為、かなり早いが帰省することにした。 どうせ私の仕事はPCと通信環境さえあれば、なんとかなるし、お客さんとの打ち合わせは年が開けてからと言う事で、もう話はついているのである。

朝7:30に西宮を出発。 宝塚ICから高速に乗り、熊本ICまで約700km。 道中MP3CD化した"サンデーソングブック"と"あ、安部礼司"を交互に聞く。 休憩をはさみながら10時間程で熊本着。 

2009.12.24


長めの年末・年始休暇なので、模型を作るべく、工作道具を一揃いクルマに積んできた。 キットは中途半端に出来上がっているF-2では無く、全く手をつけていない千早イーグルをチョイス。 取り敢えず、仮組み。 判っていたことだけど、設計の古さは感じる。 特に、機首と主翼の胴体への接続については、なんらかのガイドを設けないといけないだろう。 水平尾翼も基部にポリキャップ等を仕込んでやった方が良い。

2009.12.25


BLACK HOLE 22日の晩に落札しておいた塗装ブースが届く。 京商ブランドで出ているものだが、中身はアズテックのブラックホールと同一のもの。 ツインファンで無い方のブラックホールは吸いがいまいちと言う評判だが、帰省したときに実家で間に合わせで使うものだがら、最低限の機能があれば良いと割り切った。 \7100で落札出来たので半額以下で落札。 送料を入れたら\9300になったけど、それでも安い。 この真っ赤な色がイヤっちゃイヤだけど、安いんだから仕方がない。

ブース各面のパネルがバラバラの状態で箱詰めされていたのを、簡単なインストに従って組み立てるわけだが、排気ダクトがファンの排気口になかなかはまらない。 インストには「しっかり差し込みます」なんて書いてあるだけ。 結局ソフビの嵌合の要領で、ダクトに熱湯をかけて柔らかくすることで、なんとか接続出来た。 組みあがった後でも、なんかフニャフニャした印象。 スイッチがブース側に近すぎて操作しにくい。 いろいろ不満はあるが、1万円以下の塗装ブースなんだから、文句言うほどでもないか。 自宅用には来年タミヤから出るツインファンのものを新たに買うつもりだ。

2009.12.26


パンダ模型店に帰省の挨拶に行く。 今回は模型制作をおこなうので、この帰省期間中にあと何度かはお邪魔することになるだろう。 今日は、φ2.0mmの真鍮線を2本と塗料を数本買った。 真鍮線はF-15Eの主翼の桁にする為。 このサイトを見てくださっているA氏の完成品を眺めつつ、自分もがんばって完成品を上げないとと気合を入れる。

2009.12.27


amazonに注文していた春香ラプターが到着。 9月に注文を出していたのだが、年末帰省に合わせて実家に届くようにしておいたのだ。 機首・主翼・胴体が一体成型で飛行機の形が最初から判る。 これなら初心者にも作りやすいのではなからろうか。 ま、どっちにしても機体全体に散りばめられたデカールを貼るのは初心者には難しいかもしれないけど。 こちらは西宮に帰ってからゆっくり作る予定。

F-15E nozzle parts without aires cover plates F-15E nozzle parts without aires cover plates F-15E nozzle parts without aires cover plates

それでは、今日のF-15E。塗装の段取りもあり、まずは深く考えずにストレートに組み立てるだけで良いノズル部分から作ってみる。

写真左:リング状基部の上に4枚の反った板状パーツを組み合わせて円柱を作ると言う独特のパーツ構成。 その上に、エッチングで用意されたリンケージパーツを貼っていく。 まず、エッチングパーツを写真の様にフレームからバラしておく。

写真中:エッチングパーツは切り取るのでは無く、プライヤー等でパーツを挟んで折り取るのがコツ。 予備のパーツが一つも用意されていない鬼仕様なので、扱いは慎重を要する。

写真右:先にリンケージパーツをぐるりと一周貼っておき、次に上からステー(細い腕)を貼っていく。 インストの図が適当過ぎて、エッチングパーツの貼る位置が判りにくいので写真を参考にして欲しい。

夜、ちょっとした油断から接着剤のビンを倒してしまった。 きっちり蓋をしめていなかったので、中身が大量にこぼれてしまった。 パーツにかからなかったのが不幸中の幸いだが、部屋はものすごい匂いになってしまった。 窓を全開にして塗装ブースをON。 塗装に使う前に役立ってしまった。

2009.12.28


天気が良かったので、少し早いがクルマをコイン洗車場へ持っていく。 30日や31日だと洗車場もかなり混雑するので、タイミング的には今日辺りがベストかと思ったのだ。 10時ごろに行ったのだが、同じように考えたヒトが多かったのか洗車ブースは既に殆ど埋まっていた。 が、運良く待ち時間無しで洗車することが出来た。

F-15E making a navigation lights 翼端灯のクリア化。 最近のキットなら翼端灯は普通にクリアパーツがセットされているが、このキットの生まれた時代はまだそうではない。 例によって、モールドを切り取り、ゼリー状瞬間接着剤を盛り付け、硬化スプレーで硬化させると言う段取り、簡単で効果的なのでお薦め。 写真は瞬間接着剤を盛っているところ。 竹串の先にφ0.5の真鍮線を刺したもので、針などよりもこの作業には使い易い。

その翼端灯の製作中に瞬着硬化スプレーが切れる。 パンダ模型店に電話したが、切らしているとのことだったので、熊本の模型専門店をネットで調べ、置いていそうな店を探す。 卸もやっていると言うマルエスと言う模型店に電話をして、在庫の確認をしたところ、「あります」とのことなので、ドライブ。 いかにも昔ながら模型店と言う雰囲気の店だった。 瞬着硬化スプレーの他、ポリキャップや塗料数本を買う。 電子レジスターがあるのに、おばーちゃんがソロバンを弾いて金額を出す。 「\1600?」と、こちらに同意を求める様に金額を告げられた。 \179の塗料が商品にあって、\1の端数が付いている商品が無いのに、そんなきっちりした値段になるワケが無いけど、計算をやり直させるのも気の毒だったので、黙って\1600払ってきた。 家に帰って計算してみたら\1589だった。

2009.12.29


買い物のついでに寄った本屋で、ミレニアム[C] と今月号のModelGraphix誌を買う。 ミレニアムの方は「このミステリーがすごい」の今年の1位らしいので、読みたかった。 西宮図書館では30人待ちなので、借りるのはあきらめて年末帰省の折にでも買おうとずっと思っていたのだ。 MG誌の方は1/48のトカチF-2の作例目当て。 こりゃスゲーや。 そういえば、尾翼に書いてある「トカチス」の意味がやっと判った。 このビデオを見るまで双海姉妹が北海道出身とか言う設定なのかと思っていた→ニコビデオ[C]
確かに「とかちつくちて」って唄ってるワ。

ノーマルのノズルとは別に用意しておいたアイリス製のノズルを組み立ててみる。 が、難しくて泣きそう。 写真を撮ってる余裕が無かった。 特にステーパーツの切り離しが難しく、ハイパーカットソーが早くもその実力を遺憾無く発揮した。 と、言うかこのスーパーノコギリ無しには私にはこれは作れなかったと思う。 有難うハイパーカットソー!

2009.12.30


阿蘇の木の香温泉に行く。 お約束だが、雨にふられてクルマは再びドロドロ。 ま、もういいやって感じ。 どうせ西宮まで走って帰ればドロドロになるんだし、もう今年はこれで良いです。

2009.12.31


大晦日。 振り返ってみれば、今年は更新を長期間停滞させてしまったのを初め、完成品の数も例年にもまして少なく、大きなコンテンツの追加も無いと言う当サイトにとってはあまり良い年では無かった。 また、忌野清志郎とマイケル・ジャクソンの様に自分にとって若かりし頃のアイドルであった人々が去って行った。 また、日本にとっての「終わりの始まり」を予感させる政権交代もあり、漠然としていた将来への不安がだんだんと具体的な形となって現れ始めたことを実感させられた。 そんな自分の中では良い年だったとはとても言えない一年であった。

一応、来年の予定としては早々に一つか、二つ完成品を上げて、コンテンツの追加を行いたい。 とりあえず、1/48F-15Eと1/72F-2は完成まで持っていける見込み。 VF-25やノーマルシルフもコンテンツ化したいのだけど、完全に時期を逸した感がある。 どんどん新製品は出てくるので、ぼやっとしてたらコンテンツに対する需要はなくなってしまう。 ハセガワからはアイマス機が続いた後、1/48VF-1やガラヤカ等が出るし、プラッツからは雪風が1/144のインジェクションモデルで展開するらしい。 楽しみはまだまだ残っている。 どんな一年になるかは判らないが、今年よりはマシな年にしたいと思っている。

ここで、現時点の自分の棚写真を貼っておきたいのだが、今年は早めに帰省してしまったので、写真が無い。 西宮に帰り次第写真を撮っておこうと思う。
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